2023年
2023年前半は人に恵まれ、大きな夢を描ける時間となっています。2022年5月から、不思議と普段より視野が広がり、多くの人の中に身をおく機会が増えているのではないでしょうか。この「多くの人」も、立場やバックグラウンドの差を超えて、フラットに、オープンに関われる人々だろうと思います。ごく広い意味で「友」に出会える時間の中にあり、それが2023年前半まで続いていくのです。
その「友」はこれまで、あなたに「熱」を注ぎ込み続けてくれているようです。2022年後半から熱いチャレンジを続けている人が多いはずなのですが、このチャレンジは決してあなた一人だけのものではなく、仲間や友と常に共有できるものだったはずなのです。「みんなのために」頑張ってきた人もいれば、「みんなのおかげで」頑張れたという人もいるでしょう。押し上げられ、導かれながら、夢や希望を胸に、熱い闘いを続けてきたあなたがいるだろうと思います。
「夢」も「友・仲間」も、「遠さ」を含んでいます。さらに2023年半ば以降は、その「遠さ」が過去や広い社会、遠い未知の世界などに拡がっていきます。2020年頃からの「コロナ禍」で、私たちは遠出を封じられましたが、2023年のあなたは物理的にか、あるいはもっと別の形で、より遠く広い場所へと歩を進めることになるはずなのです。
その「歩を進める」動き、「旅」「冒険」の動きは、前述の通り、手掛かりも正解もない、ある種の「ワープ」のような動きとなるようです。たとえば、小学生から高校生くらいまでの「学び」は、教科書があり、先生の指導があり、できあがったカリキュラムがあって、そのできあがった階段を上っていくだけで済みます。その点、大人になってからの研究活動や、自ら何らかのフィールドを開拓するような活動、あるいは他者への責任を背負いながら社会的なチャレンジするような活動においては、できあがった階段も、マニュアルも、正解を知っている導き手もありません。2023年のあなたが目指し、足を踏み入れる「遠い世界」は、まさにそうした場所です。
「ここがどこなのか、よくわからない」。そんな状況から少しずつ活動を始める人もいるでしょう。見知らぬ人の中に身をおいて、最初の一声をかけるところから始める人もいるかもしれません。過去の人間関係を遡り、時間をワープする人もいるだろうと思います。中間的な手続きがない分、そのアクションは一見、突飛なものにならざるを得ないかもしれません。でも、その突飛さこそが、現状打破の原動力となります。行動した自分も、その行動を受け取った相手も、同じくらい「びっくりする」ことが、扉を開ける力になるのです。
驚きは、いつも人生を新しくする力です。驚く力がある限り、希望があり、出会いがあります。2023年、あなたは多くの驚きに心を震わせるだろうと思います。