2023年
2023年は賑やかなコミュニケーションに包まれて幕を開けます。いろいろな人とメッセージのやりとりをし、時には訪ねていって、交流を広げられるでしょう。年の前半を通して、「身近な人」の人数が一気に増えます。フットワークよく動き回り、点と点を線で結んで、広やかな「場」を生み出すことができそうです。
勉強にも勢いが出る時期ですし、旅にも出たくなるでしょう。知的好奇心に火がついて、貪欲に知識や情報を吸収できます。ビジネスに携わっている人は「良い取引」ができる時です。いい話があり、その話が拡がって、ビジネス環境そのものの風通しをよくできそうです。ビジネスのスケールが一気に拡大するかもしれません。
2023年前半は「移動」の時間でもあります。この時期に新しい場所を探して移動し、5月以降、その場所に根を下ろして新たな「住処」とする、といった展開もありそうです。あるいは、年の前半までに出会った人と、年の半ば以降にともに暮らし始める、といった流れも考えられます。5月から2024年5月までの1年は、水瓶座の人々にとって「居場所・家・身内」に力を注ぐ時間となっているのです。
2018年頃から「自分が住むべき場所はどこか、暮らすべき世界はどこなのか」という思いで、さまよい続けて来た人もいるでしょう。どこにも根を下ろすことができないままに、次々と居場所を変えてきた人もいるかもしれません。そんな、住処を探すロング・ジャーニーも、そろそろ出口が見えてきます。おそらくこの2023年後半からできあがる「居場所」は、多少の紆余曲折があっても2024年半ば頃にはきちんと「根付く」はずです。
自由を愛し、旅を愛する水瓶座の人々は、「居場所をつくる」ことをそれほど重視しない傾向もあるようです。でも、実際には水瓶座の人々ほど、あたたかく安定的な「帰るべき場所」を求める人々もないのかもしれません。根を下ろせる大地があるからこそ、どこまでも遠くに行けるのです。水瓶座の人の「自由」は、帰るべき場所を必要としているのだと思います。2023年のあなたは、そんな場所を見つけるでしょう。その場所が本当に「帰るべき場所」として完成するには、少し時間がかかるかもしれませんが、とにかく着手はできるのです。
「愛について」の項にも書きましたが、2020年頃から水瓶座の人々は、「一人でコツコツ頑張る」「大きなものを背負って、少しずつ進み続ける」プロセスの中にありました。苦労して、頑張って、一歩一歩進んできた結果、今素晴らしい場所に立てているのではないでしょうか。遅くとも2023年3月以降、プレッシャーもストレスも、緊張も、重荷も、すべて過去のものとできるでしょう。乗り越えるべき山を越えて、明るくあたたかく、新しいフィールドに立てるのが、水瓶座の2023年です。