今年の占い

2024年

いつのまにか、一人で闘い続けているでしょうか。「自分は一人だ」と自分自身に言い聞かせ、強くなろうとしてきた人もいるでしょう。周りに人がいても、人は「一人」になります。

駅の雑踏でも、満員電車の中でも、人は孤独を感じます。かえってそうしたシチュエーションの方が、孤独感が募ることもあります。

しばしば「人間は一人で生まれてきて、一人で死ぬ」と言われます。どんなに多くの人と親しくしても、帰り道は一人です。ひととき融け合っても、いつか死ぬ時は一人です。誰ともわかり合えないまま、この先も応えのない世界にいる自分の予感をあたためて、外界の冷気から身を守るような生き方をしている人は、決して少なくありません。

ですが、2024年はそうした「一人」の感覚が、どんなに頑張っても、覆されてしまうかもしれません。いつもそこに、誰かがいるのです。守られ、包まれる感覚がじわじわと孤独を侵食してくるのです。

冷たい石の表面が少しずつぬるむように、本当に少しずつ、あたたかさがしみこんできます。

そのことを認めざるを得なくなります。愛され、ケアされ、大切にされ、繋がり合っていることを、認めざるを得なくなります。守ろうとする者がいることを、無視できなくなります。

まだこの「ぬるみ」は、完全ではないかもしれません。心の芯はまだ、冷たいままかもしれません。それでも、何度「自分は一人だ」と自分に言い聞かせても、そこにクエスチョンが、余白が、ためらいが忍び込んできます。2024年は魚座にとって、そんな年だろうと思います。


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